カシミアのブログ

元調理師トレーダーのカジュアルブログ

ついに為替介入 エントリー根拠、振り返りと反省

自分がどうトレードしていたかの振り返りと反省です

一番利益が出たところのエントリー理由をすべて書きました。

 

この週は月曜の早朝のオープンから土曜日早朝のクローズまで

常に緊張感持ちながらほとんど眠らずトレードしました

 

4月29日(月)

下窓を開けて寄り、埋めたあとも安値を割ることなく上げ続けていました

イクライマックスが起きる可能性を考えずっと構えていて

158.60あたりで値動きの判断のみでロングをして一瞬にして160円台まで噴き上げ→160.10あたりの天井で利益確定と瞬時にショートして少し獲得できました

(値動きの判断というのは、このチャートで見ると小さくなっていますがリアルタイムで見るとクラッシュ手前の大陽線のところで十分上げすぎなオーバーシュートになっていました。そしてオーバーシュートしたところで反発せずさらに超えていくとクラッシュに繋がりやすい特性がどの相場にもあるということから判断しました。分足でなくても日足レベルでも十分なオーバーシュートです。大陽線のあとも‘‘最高値‘‘に張り付きここをこのまま上抜けたらロングするというように構えていました。それと時間が月曜の朝で海外はまだ休日のため板が薄く値が飛びやすい状況にあったのも判断材料です。ドテンショートしたのは160円という大きな節目をつけたので一旦止まったり大きな反発が入る確率が非常に高いことと天井打ったような上げる限界を感じるプライスアクションをしていたからです。)

4月29日1mチャート①

 

次は介入の動きへ

 

ポストしましたがクラッシュ後に色々なシナリオを想定していました

想定をしていたことにより上昇してまさに急に折れて下げ始めた瞬間に素早くショートを入れることができました。これも完全に値動きのみを根拠にしたトレードです

 

今回は本当にポストしたような想定通り過ぎてびっくりしました

(想定をしていないと人間突然の出来事に思考停止して出遅れてしまうので大事だと思っています)

 

ですが勢いが前回の介入ほどない弱さで、急落してすぐ止まったのでよくある謎下げかな?と判断してそこそこで利確しました

 

次の動きを10分ほど見ていましたが

介入を感じるほどの強い下げがなく

かといって上昇もないのでなぜ下げているか考えました

レートチェック?

口先介入の発言中?(だとしたらすぐ上げ戻す?)

それともクライマックスを付けたことによる一時的な下落?

その間ニュースは入らず

 

そして三段目の下げが入り始めてから

上げようとする動きが入るところを叩き落とすように

強烈な円買いが入る挙動を見て取れたので自分の中で介入だと判断しました。

 

この動きの中果敢にショートで戻り売りと少しリバウンド狙いにいきました
狙いに行ったのですが

スプレッドの開き、値動きの激しさから、約定した瞬間15pipsほどの含み損を見るような感じで

利益方向に大きく動いていても全く利益が乗らず

さらに利確する瞬間一気にハネて大きな損切りに変わっていたり十数回損切りしました

この部分のトレードで初動ショートで取った利益以上に、150pips程飛ばしました

この激しい動き見て興奮していたのと

一瞬うまくいけばプラスにできる試算で追いかけすぎました

 

4月29日1mチャート②

介入の大幅下げはこの日に2回来ましたがトレードでは少し取る程度

ドル円は154.50の安値を付ける)

 

4月29日~5月4日深夜3時頃までの15mチャート

30日(火)と1日(水)はジリ上げを続けて

下落を半値以上戻して158円付近へ

そこを高値に、チャートで見るとソーサートップのような形でジリ下げ

2日(木)の午前3時からFOMCとパウエルさんの発言があり軽く一段下げ

その後の午前5時頃、奇襲的な第二弾目の介入が行われました。

 

 

薄い時間を狙うのはヘッジファンドのやり口みたいですがw

活発な時間より少ない資金で値を動かすことができるのでコストがいい

 


実はこの時のことを想定していて
KさんとなぜかXのDMで話していました

それと判断材料として、介入できるのは年に9回、3営業日内に行うものすべてを含めて1回とカウントするというルールがあるようでそのルールを守って行うとするとこの日の営業日中にあるのではないかと思っていました。

 

このときのトレードは

もちろん朝明るくなり始めている時間も常に緊張感をもって注視していたので初動でショートエントリーのボタン押せました、が

激しい動きのため注文が弾かれて初動で入れませんでした。

ドローダウンを見れない性格の自分だと初動ショートを握り高みの見物するしかなく、というかその作戦でいました。

注文が拒否されている間にだいぶ下げて動きも早くショートを握れるようなところではなくなったので秒スキャで挑むしかなくなりました。

介入だとしてもどこまで下げるかわかりませんし、

ショートで追いかけると強い反発にあったり底だったとき大きく担がれてとんでもない損失になってしまう可能性があるのでリバウンド狙いのロングを結構しました。

ショートするときも戻りをできるだけ引き付けました。

それでも一瞬で大きく担がれて、いつもなら切っているところですが上昇しながらも叩き落とそうとする介入の動きが継続していたので強い上昇の動きが続いてもまだ大丈夫なはずと信じて握っていたら上手くいくトレードもありました。

介入初日にした大損失の反省を活かして立ち回ることができたと思います

 

2日(木)朝方のリバウンド後からジリ下げ相場

これはステルス介入との噂もありました

一方通行に下げてロングの損切りを巻き込んで加速したという感じでしょうか

この動きはショート握るのが正解だと思いながらも調整の噴き上げが来そうに見えてあまり積極的に攻めれず。

それでも損することなく利益をコツコツ積めたので無難に終わりました

 

3日(金)この日はレンジで値動きが落ち着いていたので上下にアラートを置いてやっと眠れました。極限状態だったけど夜の雇用統計に備えることができました

 

雇用統計は一気に堅かった安値を抜けて151円台まで下げて迫力が凄かったです

ただ、さすがに151円台も堅いと思っていたのでロングで攻めて底でロングできたこともありかなり利益でました。

 

そしてISM勢いでもう一段ぐらい下に行くんじゃないかという下目線が抜けず、

多少の押しが入ってもいいところかと戻り売りを狙いましたが一方通行に上げ続けるところで焼かれて利益をかなり吐きました

取り戻したい気持ちもありFIX過ぎてからもまだ下げ入るかと考えてガチャガチャショートをしましたがほとんど損切りで終わりこの日は少しプラスのうちにやめました。

 

このまま朝まで完全に横ばいで何もなく引けました

 

最後損して後味は悪かったですが…

この週は自分の中でも特に利益を出すことができた1週間になりました

それと身体が強くないですが体調を崩したり倒れることなく最後までやりきれたので良かったです。

 

最後に、大きな反省としてはISMのところでだらだらやってしまったことや介入初日に初動を取った後にガチャガチャと大損失したところです。簡単に取れるところだけでパッと稼ぎ、その後早めに手を引くことが利益を最大限にすることに繋がりますね…。

 

暴走トレード、リベンジトレードと呼ばれますがこれは常々、言い聞かせるようにしてわかっていても防ぐのが非常に難しいです。

次やりそうになったら窓開けてマウスを外に投げ捨てようと思うぐらいです 

他のトレーダーさんたちはどう対処しているんだろうか…

 

 

お読みいただきありがとうございました